2026年4月は、外国人材雇用において大きな転換点となる動きがありました。
特に宿泊・飲食業に関わる企業にとっては、採用戦略の見直しが必要なタイミングです。
本記事では、2026年4月の最新トピックと、現場で起きている変化をわかりやすく整理します。
① 外食業「特定技能」の新規受入れが停止
2026年4月13日以降、特定技能1号(外食業分野)の新規受入れが原則停止されました。
これは、政府が設定していた受入れ上限(5万人)に到達する見込みとなったためです。
■ 何が変わったのか?
- 新規での在留資格申請 → 不許可
- 海外からの新規採用 → ほぼ不可
- 留学生アルバイトからの切替 → 困難
一方で、
- すでに働いている外国人の更新・転職 → 可能
となっており、「今いる人材をどう活かすか」が重要になっています。
② 現場は「採用できない」から「定着させる」へ
今回の受入停止により、飲食・宿泊業では大きな変化が起きています。
■ これまで
- 足りない → 採用する
■ これから
- 採れない → 辞めさせない
つまり、 「定着」が最重要テーマに変化
実際に、
- 外国人スタッフへの依存度は増加
- 人手不足はさらに深刻化
という状況になっています。
③ 「日本語の壁」がより深刻に
採用が難しくなったことで、現場では次の課題が顕在化しています。
■ よくある現場の悩み
- 接客フレーズが不自然
- クレーム対応ができない
- お客様との微妙なニュアンスが伝わらない
これまでは「人を増やす」で解決できた問題が、
これからは 「質を上げる」しかない状態になっています。
④ 制度面では「次の時代」に向けた動き
さらに重要なのが、中長期の制度変化です。
■ 育成就労制度(2027年開始予定)
- 技能実習制度の廃止
- 転職(転籍)が可能に
- 「選ばれる企業」だけが残る時代へ
今後は外国人材側が企業を選ぶ時代になります
⑤ これから企業に求められること
2026年4月時点で、企業が取るべき方向性は明確です。
✔ 採用戦略の見直し
- 特定技能以外の在留資格の活用
- 国内人材(留学生・定住者)の活用
✔ 定着対策の強化
- 職場環境の改善
- コミュニケーションの質向上
✔ 「現場日本語」の教育
- マニュアルではなく「実際に使う言葉」
- クレーム・接客・会話対応の強化
まとめ
2026年4月は、外国人雇用において「採用の時代」から「定着と育成の時代」へ大きく舵が切られた月でした。
特に宿泊・飲食業では「日本語ができる人材」ではなく 「現場で使える日本語ができる人材」が求められています。
外国人スタッフが辞める理由の多くは、
「人間関係」ではなく “言葉の壁” です。
・お客様にうまく伝えられない
・怒られても理由がわからない
・自信が持てない
この状態を放置すると、離職につながります。
だからこそ今必要なのは現場で使える日本語サポートです。
なないろりんくでは、京都・関西エリアを中心に、外国人材向けの「生活サポート」から、企業向けの「定着促進伴走パッケージ(90日間)」まで、現場のリアルな課題に寄り添った支援を提供しています。
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