【2026年5月】外国人材雇用・最新トピックス「採れない時代」が本格化――外国人材の“奪い合い”が始まった

2026年5月、宿泊・飲食業界では外国人材雇用に関する大きな変化が、さらに現実味を帯びてきました。

4月に始まった「特定技能・外食業」の新規受入停止。
5月に入り、その影響が現場レベルで一気に広がっています。

今、企業に求められているのは「どう採用するか」ではなく、 “どう辞めさせないか”という視点です。

① 外食業界で「外国人材の奪い合い」が本格化

2026年4月13日から始まった、特定技能1号(外食業)の新規受入停止。

5月に入り、多くの飲食企業・ホテル業界で影響が顕在化しています。

■ 現場で起きていること
新規採用計画の停止
出店計画の見直し
留学生アルバイトの転換不可
既存外国人スタッフの引き抜き増加

つまり今後は、「今いる外国人スタッフ」を守れる企業が強い時代になっていきます。

② 「採用できる会社」より「選ばれる会社」へ

これまでは、求人を出せば応募が来る、人手不足なら外国人採用という流れでした。

しかし現在は、

■ 外国人材側が企業を比較する時代
日本語サポートはあるか
職場の人間関係は良いか
怒鳴られないか
困った時に相談できるか

など、 “働き続けやすさ”が重視されています。

特に宿泊・飲食業では、「日本語フォローの有無」が定着率を大きく左右しています。

③ 実は“完全停止”ではない

一方で、現場では誤解も増えています。

「特定技能の外食業は全部止まった」と思われがちですが、実際には違います。

現在停止しているのは、

■ 停止対象
海外から新たに呼び寄せる申請
(在留資格認定証明書交付申請)

です。

一方で、

■ 継続可能なもの
在留期間更新
同業界内での転職
既存人材の継続雇用

などは通常通り進んでいます。

つまり今後は、 「今いる外国人材をどう育てるか」がさらに重要になります。

④ “現場日本語”不足が離職につながる

最近、現場から特に増えている相談がこちらです。

■ よくある悩み
接客で言葉が詰まる
クレーム対応が怖い
敬語が難しい
指示のニュアンスが伝わらない
ミス後に萎縮してしまう

実際、離職理由の多くは「仕事が難しい」ではなく “言葉への不安”です。

特に京都の宿泊・飲食業では、「マニュアル通り」だけでは対応できない場面も多く、柔らかい言い回し・おもてなし表現・空気を読む接客など、“現場で使う日本語” が必要になっています。

⑤ 2026年後半に向けて重要になること

今後の外国人雇用では、次の3つが重要になります。

✔ 定着支援

辞めない環境づくり

✔ 日本語サポート

現場で使える実践的な会話

✔ キャリア支援

「この会社で続けたい」と思える設計

単なる人材確保ではなく、 “育成と定着”が企業価値になる時代へ変わっています。

2026年5月は、 「外国人材を採る時代」から「外国人材に選ばれる時代」へ完全に流れが変わった月でした。

これからは、給与・シフト・福利厚生だけでなく、 「安心して働ける日本語環境」そのものが競争力になります。

外国人スタッフは、「日本語ができない」のではなく、 “現場でどう話せばいいかわからない”ケースが非常に多いです。

特に接客現場では、伝え方・言い換え・丁寧さ・空気感まで求められます。

だからこそ今後は、 “現場で使える日本語支援”が、定着率を左右する重要なポイントになっていきます。

なないろりんくでは、京都・関西エリアを中心に、外国人材向けの「生活サポート」から、企業向けの「定着促進伴走パッケージ(90日間)」まで、現場のリアルな課題に寄り添った支援を提供しています。

「現場のミスコミュニケーションを減らしたい」とお悩みの企業様は、ぜひ一度なないろりんくにご相談ください。

お問合せはこちら